まず材料と用具を準備しましょう。
【用意するもの(1杯分)】
・コーヒー豆(浅煎りの場合は18g、深煎りの場合は15g)
・ペーパーフィルター
・お湯(約280g)
・コーヒーミル
・コーヒーカップ
・サーバー(マグカップで代用可能です)
・スケール
・ケトル(無い場合はやかんでも)
コーヒーミルに豆を入れて、お好みの粗さに挽きます。
細挽きにすると味が出やすく、
コーヒーの風味をしっかりと感じられます。
逆にすっきりと雑味のない味わいにしたい場合は、
粗めに挽くと良いです。
ペーパーフィルターを折ります。
ペーパーフィルターは円錐型と台形の2種類があります。
それぞれの折り方をご紹介いたします。
■円錐型フィルター
紙の継ぎ目に沿って折れば完成です。
■台形型フィルター
スケールの上にサーバーを乗せ、その上にドリッパーを置き、ペーパーフィルターをセットします。ペーパーフィルターの上からお湯だけをかけて湯通しし、紙の匂いをとるのと同時に、器具を温めます。サーバーに落ちたお湯はカップに移し、カップも温めます。(マグカップに直接のせる場合は、お湯は捨ててください。)
その後、ペーパーフィルターの中に挽いた豆を入れ、ドリッパーの縁を軽くトントン叩いてコーヒー豆を平らにならします。
スケールの値を0にし、お湯(90℃)約50gを、全体にいきわたるように注いで20秒間蒸らします。
【ポイント】
蒸らしのお湯は、短時間で注ぎましょう。
スケールの数字を見ながら、4投に分けてお湯を注ぎます。
中心に500円玉大の円を描くように注ぐのがコツです。
1投目は80g注ぎます。(スケールの数字は130g)5秒待ちます。
2投目は60g注ぎます。(スケールの数字は190g)5秒待ちます。
3投目は40g注ぎます。(スケールの数字は230g)5秒待ちます。
最後の四投目は20g注ぎます。(スケールの数字は250g)
お湯が落ちきる前に、ドリッパーを外します。
【ポイント】
液面にコーヒーのアクが浮いているので、
お湯が落ちきる前に外すことで、よりクリーンなコーヒーに仕上がります。
お湯を注ぐ時は、常に中心部分の500円玉大の円を描くことを意識してみてください。
お湯を注ぐ分量は、慣れないうちは多少ずれても気にせず、最後まで注ぎきることが大切です。
サーバーをゆっくりと回してコーヒーが均一になるように混ぜ、カップに注ぎます。
スペシャルティーコーヒーの豊かな味わいをゆっくりとご堪能ください。